Web2.0とは何だったのか。

遅れてきた、はてなユーザーのつぶやき。

パソ通時代から連綿と続いていたネット界のアマチュアリズムに抗して、ネットに商業主義を持ち込んだということが前提。

ネット界のアマチュアリズムってのは、情報を発信するにも受信するにも無料でOKっていう大原則だった。パケットには課金するけど、コンテンツには課金してはならないみたいな。

そんで、そういう商業主義に対するネット界からの反射的反発を避けるために、ユーザーが送受信するコンテンツにまで課金しようとするネット事業者があれやこれやの鳴り物で色気を付けたと。

 けど舞台裏を覗いてみれば、アソシエイトとかアフィリエイトとか、よく分からん横文字使ってるけど、結局あれってみんな昔の商用バナーの変化球だし。

だから現在、はてなGoogleYoutubeが無料で驚くほど優れたサービスを提供しているけれど、元を辿ればみんなアソシとかアフィリなどの広告料によって賄われてるわけで。

表向きは無料のサービスに見えネット界のアマチュアリズムに則っているようだけど、実際は消費社会の経済的枠組みにしっかり組み込まれてる。

つまりネットにおける情報の発信と受信に対して、間接的にではあれ、経済原理が持ち込まれたのがWeb2.0だった。


Web2.0以降、個人が送受信するネットの情報も、貨幣と交換される時代がやってきた。