2006-08-01から1ヶ月間の記事一覧

人生に生起する

様々な些事に興味を失わずにいる人を見ると、自分とは全く違う生き物であるとしか思えない。

何を望む。

何を願う。 何を望む。 何を待つ。 何を求める。 かつてはずっと願い、望み、待ち、求めていて、でも気絶するほど長い長いdelayのあとに得られたのはまるでガラスの破片を裸足で踏み歩いてみても血の一滴も出ない軽さ。もはや抗議する余力もあてもなく、噛む…

出勤。

早く着きすぎた。 それでも、何人かの人たちが仕事をしていた。 今日の天気は晴れ。また残暑が復活するのだろうか。

オーマイニュース創刊

単純に何が新しいのか分からない。 炎上とかどうでもいいし、尻馬に乗るわけじゃないんだけど。 創刊宣言 なんつーか…。実際には存立し得ない、幾何学上の観念を陳列されているような錯覚を覚える。 プレーンな「情報」や「事実」があるという幻想。 「事実…

今朝外に出たら

完全に秋の空気だった。 月日は百代の過客にして行き交ふ年もまた旅人なり。

どこまで続く泥濘ぞ。

これが死ぬまで続くと思うとうんざりである。

夢で逢いましょう。

I氏と会うのは20年振りだった。当時の面影は朧気ながら残っているが、この人がそうだと言われても、そうなのか…としか思えない。なにしろ小学校低学年の頃の記憶しかないのだから。すっかり初老となったI氏であった。当時、I氏の在籍するつくばの研究所…

日曜日の朝には復讐を。

私は世界に復讐をする。私という意識と私という身体を宿らせたこの世界に。私はそういう世界をどうしても許すことができない。これまで世界と和解することを何度も試みてきたがそれは徒労だった。まったくの徒労だった。世界を切り裂き破壊し業火に焼き尽く…

遙かな音に耳を澄ます。

時間が流れている。 まるで、水の流れる音に耳を澄ますように、時間の流れる音に耳を澄ませている。 そんなふうにしていると、雑念という名の雑草がみるみるうちに繁茂して、あっという間に極彩色の熱帯性ジャングルを形成する。なんとしても蔓に絡め取られ…

本日からはてなダイアリー市民です

メールが来ていた。 はてなダイアリー市民権獲得のお知らせである。 獲得した権利はそれほど目を惹くものではなかった。

莫談国事。

古来、中国には「莫談国事」という言葉がある。「国事を談ずるなかれ」と訓読する。その意味は、「国政を語ってはならない」ということである。 この言葉には複数の解釈がある。というか、複数の意味を付与されるように作られている。 第一義的には、政治な…

Picasa2

Picasa2でファイルを整理してたら、95年1月に保存したファイルが出てきた。 ちょっと感動した。

むかしむかし、あるところに

おじいさんとおばあさんが住んでいました。2人は一緒に住んでいましたが、ほんとうの夫婦ではありませんでした。世間の目を欺くための仮面夫婦でした。2人が住んでいたのは、姉歯元一級建築士が設計したマンションで、シンドラー社のエレベータが設置され…

こんなにいい天気なのに

なぜ心が晴れないのだろう。というか、なぜ心が晴れないことを気に病んでいるのだろう。

台風が来ているのだという。

体調が悪い。低気圧のせいで、酒の毒が回っているのかもしれない。

記念パピコ。

真性引き篭もりhankakueisuu氏が生きていた。

怪談蒐集譚

私はオカルトの類は信じない。幽霊の存在も全く信じない。信じたくても信じられない。一度でもそういう体験をしたなら、人生観や世界観が変わるに違いないと幽かに期待しているのだが、残念ながらそういう体験をしたことがないし、これからもすることはない…

感情が欲しい。 苦しみや憎しみは悲しみや痛み。 そういった、自己の存在を根拠立ててくれそうな感情が欲しい。

東下り

『伊勢物語』第九段 その男、身を要なきものに思ひなして、京にはあらじ、あづまの方に住むべき国求めにとて、行きけり。 もとより友とする人、一人、二人して行きけり。道知れる人もなくて、まどひ行きけり。 私も、もとより「要なき身」ではあるのだけれど…