昔、真名子の里に朝日長者と呼ばれた夫婦が住んでいた。夫婦には子が無く、2人は庚申様に子が授かるよう祈った。祈りが通じたのか、やがて女の子が産まれた。女の子は八重姫と名付けられた。 姫が七つのとき、長者の邸宅に白髪の老翁が訪れ、長者を自分の家…
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